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いよいよ春から夏へ

執筆者の写真: meguroterumi
meguroterumi
4月14日
読了時間: 2分

 

皆様こんにちは。

今回も、七十二候のお話。しかも豪華二本立て。

 

雁(ガン)帰る: 4月9日~13日ごろ

 

冬の間、シベリアなどから渡ってきた鴨や雁などが繁殖地のシベリアなどに帰る頃とされています。もちろん沖縄にも冬場には水鳥が渡ってきますが、本土と違い、まとまった数がいないのと、大型の種類がいないのであまり目立たないようです。

しかし、鴨が鳴く水辺の光景は、本土でも沖縄でも冬場の水辺の音風景としては変わりありません。

実感としては、暦よりかなり早く北へ帰っていくイメージですね。

 

虹初めて現る: 4月14日~19日ごろ

 

通り雨が増え、その年初めて虹がかかる頃とされています。ちなみに沖縄では頻繁に通り雨があるため、春から秋にかけて虹を見る機会は大変多いです。特に、私たちが住んでいる国頭村などの東シナ海側のいわゆる西海岸地域と言われるエリアでは、朝から午前中にかけて通り雨があった後、海側に美しい虹がかかることがとても多く、メインストリートの国道58号線を南下していると、正面にダイナミックな虹が現れ、心が洗われる気持ちになります。

 

関東や関西などの本土では、夏の夕立の後や大型連休の頃のイメージがありますが、沖縄では春から秋にかけてかなり頻繁に見ることができ、観光客の方は感動されると思います。

 

ところで、皆様は、漢字の「虹」になぜ虫偏がついていると思われますか?

これって実は昔の虫を表す生き物の範囲に由来しています。

現在では「虫」と呼ばれる生き物の範囲は、六本足の昆虫やムカデやヤスデなどの節足動物、蜘蛛などが当てはまると思いますが(苦手な方、ご容赦ください)、暦が伝わった六世紀前後から江戸時代頃までは、ヘビやカエル、はたまたドラゴンまでもが[虫]として扱われていました。

そこで虹につながってくるのですが、虹はドラゴン(龍)が現れ、天に登っていくときに吐き出した吐息とされています。雷とセットで虹が出ることが多いこともあり、龍の現れた痕跡だと昔の人は解釈したのでしょうね。

                                   (塚崎良)


海にかかった虹:端から端まで見えるのは珍しいでしょ? 沖縄です。
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