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沖縄の暮らしと旧暦

  • 執筆者の写真: meguroterumi
    meguroterumi
  • 10月5日
  • 読了時間: 2分

 はじめまして。今回より日日草ブログを担当することとなりました塚崎と申します。

茨城県出身で沖縄に移住して3年目になります。

 

 もともと沖縄の文化やフード、生き物などに興味があり、実際に暮らしてみて様々な発見や驚きがありましたので、紹介していきたいと思います。


 第1回目は沖縄の行事は旧暦(太陰暦)で行われていますのでそのことについてお話しします。


 普段皆さまが使っている暦は太陽暦(グレゴリオ暦)と言い、太陽の周りを地球が一周する周期を基準にしています。それに対して沖縄の行事で使われている旧暦は太陰暦で月の満ち欠けを基準にしています。そのため1月の日数が違っています。太陽暦では30日と31日ですが、大陰暦では29日と30日になるので、一年の日数が太陽暦365日、太陰暦354日となり、太陰暦の方が11日間短くなります。


 この1年間の日数の差を埋めるために同じ月を2度繰り返す年が生まれます。私の経験では2月を2回繰り返すことがありました。これは2月の次に閏2月が入り、3月に続きます。このように同じ月を繰り返す閏月(うるうづき)という方法でその差を解消しているのです。毎年ではありませんがそのため1年が12ヶ月ではなく13ヶ月になる年ができます。


 旧暦(太陰暦)を使う沖縄の行事は徐々に太陽暦の行事とは日にちがずれてきます。従って沖縄の年中行事は毎年同じ日に行われるではなく、年によって早くなったり遅くなったりするのです。


 ちなみに沖縄の今年のお盆は9月4日から6日ごろに行われました。

 行事の日にちが毎年違うのをしっかり執り行っていく沖縄の伝統はすごいと思います。


 さて、次回はもっと面白い話をしたいと思うので、楽しみにしていてください。

 
 
 

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